津山の歴史


慶長8年(1603)、美作国18万6500石を領して、森忠政(もりただまさ)がこの地に入り、翌年から12年の歳月をかけて津山城を築き、城下町を建設しました。これが、現在の津山のまちの基礎になっています。
また、江戸時代後期から明治にかけて、津山藩は、宇田川家、箕作家などすぐれた洋学者を数多く輩出しました。彼らの中にはオランダやイギリスに留学して法律などを学び、日本の近代化に大きな影響を与えたものもいます。
津山城は森家4代、松平家(越前松平家)9代の居城として明治を迎え、明治の廃城令によって天守や櫓など百数十あった建造物はすべて取り壊されました。
ただ、石垣は往時のまま残され、昭和38年に国の史跡に指定されています。

■713年(和銅6年) - 備前国より美作国が分離、津山市内に国府が置かれる。
■1332年(元弘2年) - 後醍醐天皇が院庄に滞在する。
■1603年(慶長8年) - 森忠政(織田信長に殉死した森蘭丸の弟)、18万6500石にて津山藩を立藩。
■1616年(元和2年) - 津山城完成。
■1675年(明暦3年) - 森長継が衆楽園の築造をはじめる。
■1698年(元禄11年) - 森氏除封により、松平宣富が10万石にて津山に入封。明治維新まで松平氏が治める。
■1871年(明治4年) - 廃藩置県により、津山は津山県の県庁所在地となる。
■1876年(明治9年) - 岡山県に編入される。
■1889年(明治22年) - 町村制施行により津山町発足。
■1895年(明治28年) - 津山中学校(現在の県立津山高校)が開校。
■1898年(明治31年) - 津山線津山口駅 - 岡山駅間が開通。
■1923年(大正12年) - 津山線津山駅 - 津山口駅間が開通。
■1929年(昭和4年) - 津山市発足。
■1934年(昭和9年) - 市庁舎完成(現津山郷土博物館)


在りし日の津山城。天守をはじめ建物が残っていれば、決して姫路城に劣らないものであったと言われています。